ベーシックコース:第6回基礎講義「環境化学・工学(講義・実験)」が行われました

令和7年10月12日(日)甲府キャンパスにて、第6回基礎講義が行われました。
2つのグループに分かれ、今回は、遠山教授による環境生物がつなぐ自然と社会「微生物によるエネルギーの生産と化学物質の分解」の基礎講義と実験が行われました。

担当した学生メンターの声は以下のとおりです。
今回の活動では、微生物による発電、メタン発酵、フェノールの分解の3つの実験を行いました。
微生物発電では、手を土だらけにしながらも土の調製を行い、専用のカップに詰め電極を差すところまで行いました。
メタン発酵では微生物試料入りのバイアル瓶に栄養を加えるための試薬の秤量や、発生したメタンを回収するためのガスバッグをバイアル瓶につなぐことをしました。試薬を入れるときや、チューブをつなぐときになるべく酸素に触れないよう、手早くやろうと各々で工夫がされていました。
フェノールの分解では水道水と河川水をフラスコに分取したり、それぞれのフラスコにフェノールを加えたりしました。初めて使うマイクロピペットに苦戦しながらも、フェノールの扱いに気を付けながら実験していました。
みんな熱心に実験していたので、次回の結果観察ではうまく結果が出ているといいなと思います。

次回(10月26日)は甲府キャンパスにて、第7回基礎講義「環境化学・工学」を行う予定です。
なお、今後の活動につきましても随時、当 HP にて発信していきます。