ベーシックコース・オリジナルコース:防災講義「洪水からまちを守るしくみを学ぶ~流域治水とグリーンインフラ~」が行われました

令和 7 年12月7日(日)、山梨大学 地域防災・マネジメント研究センター 大槻順朗准教授、佐藤史弥助教による防災講義「洪水からまちを守るしくみを学ぶ~流域治水とグリーンインフラ~」が行われました。
本講義の実施にあたっては、連携機関である土木学会関東支部山梨会および山梨県、株式会社ハヤテ・コンサルタント、株式会社サンポーにご協力をいただきました。
午前は、甲府キャンパスで講義が行われ、午後は甲府キャンパスの雨水をためる施設「グラウンド貯留」を見学しました。

参加した学生メンターの声は以下のとおりです。
今回の講義では、水害やグリーンインフラという観点から防災について学びました。
前半は、降水や河川に関する基本知識を学んだうえで、雨水解析ゲームによる降水のシミュレーションや、グリーンインフラの具体例をとおして、防災に関する理解を深めました。やや難しい話もありましたが、塾生たちは熱心に耳を傾け、真剣に学ぶ姿が印象的でした。
後半は、雨水の貯留施設でもある山梨大学のグラウンドを見学し、山梨県の職員の方や県内の建設コンサルタントの方から、施設の特徴や設計についてご説明をいただきました。
見学後は、これまでに学んだ内容を活かし、周辺地域の課題解決やグリーンインフラの可能性についてブレインストーミングをとおして意見を出し合いました。どの意見もユニークで興味深く、学生メンターとしても多くの気づきや学びが得られました。
環境問題や災害への備えを「地域」という視点から考えることができた、充実した講義となりました。

今後の活動につきましても随時、当 HP にて発信していきます。