ベーシックコース:第2回基礎講義「生物の種類、かたち、はたらきを探ろう(実験・演習)」が行われました

令和 6 年 8 月25日(日)、甲府キャンパスにて、第2回基礎講義が行われました。
講義の中では各先生による、①「⾝の回りの微生物を検出しよう、微生物アートの制作」②「タンパク質結晶化」③「酵母と乳酸菌の発酵を観察しよう」の実験・演習が行われました。

担当した学生メンターの声は以下のとおりです。
大山先生グループでは、タンパク質の結晶化実験を 2 日に渡って行っています。
まずイントロダクションでは、”結晶って何だろう?どうやって作れば良いのだろう?”をテーマに議論しました。「結晶といえば小学校理科で目にするミョウバンや塩が思い浮かぶけれど、雪の結晶との違いはなんだろう。そもそも結晶の定義ってなんだろう。きれいな形をしているけれど、規則性のある物質の集まり?」と、5 分では到底収まりきらないほど意見や疑問が膨らみました。
次に、タンパク質結晶化実験を行いました。実験条件の違いによってどのような結晶が形成されるのかを観察するため、大学生でさえも苦戦する希釈の計算を行い、溶液を適切な比率で調合しました。初めて使ったマイクロピペットでの操作も、休憩時間でも練習していたので、実験中は一流の扱いを見せてくれました。

次回(9 月 1 日)は甲府キャンパスにて、実験・演習の振り返りを行う予定です。

なお、今後の活動につきましても随時、当 HP にて発信していきます。