ベーシックコース・オリジナルコース:学生メンター企画「『作って』『割って』『磨いて』知る鉱物の世界」が行われました

令和7年12月14日(日)に甲府キャンパスにて、学生メンター企画「『作って』『割って』『磨いて』知る鉱物の世界」が行われました。

担当した学生メンターの声は以下のとおりです。
12月14日、学生メンター企画・鉱物班による「鉱物・化石」に関する講義を行いました。前半は鉱物をテーマに、化学組成と結晶について学んだ後、2つの実験をしました。
1つ目の実験では、方解石をハンマーで割り、その割れ方を観察することで結晶構造を理解しました。
2つ目の実験では、ガスバーナーでビスマスを融解し、液体となったものを冷却して、ビスマスの結晶を作製しました。骸晶という特殊な結晶や、酸化被膜による構造色を観察する塾生の姿が印象的でした。
後半は化石をテーマに、概要や種類について学んだのち、実際に土砂の中から琥珀を発掘する体験を行いました。琥珀は、岩手県久慈市で産出する中生代後期の「久慈琥珀」で、塾生たちは熱心に探索していました。

今回の講義で扱った方解石やビスマス、琥珀はすべて持ちかえっていただきました。
手に取るたびに、鉱物や化石のロマンを感じてもらえると幸いです。

今後の活動につきましても随時、当 HP にて発信していきます。