令和7年10月26日(日)甲府キャンパスにて、第7回基礎講義が行われました。
2つのグループに分かれ、遠山忠教授による環境生物がつなぐ自然と社会「微生物によるエネルギーの生産と化学物質の分解」と、中村高志准教授による環境化学がつなぐ自然と社会「水って全部同じ?科学の目で違いを見てみよう」の基礎講義と実験が行われました。
担当した学生メンターの声は以下のとおりです。
今回の講義では、水質班に参加し、前半は事前に塾生が持ち寄った水のイオン濃度結果をもとに、水質を簡易に評価できるヘキサダイアグラムという図を作成しました。
この図をもとに、他の塾生との水質の違いや類似点について整理をし、なぜ違いが出るのか、活発に意見交換する場面も見られました。
講義の後半では、「おいしい水」とはどのようなものなのかについて、「ミネラル」や「慣れ」に着目した講義が行われました。
最後には実際にイオン濃度分析に使用した機材を見学し、どのように分析されるのか紹介してもらいました。
日頃、何気なく触れている「水」について、化学的な分析方法やおいしさ、地質との関係を学ぶことで、水そのものやそれを取り巻く環境への関心を深めるきっかけとなれば幸いです。
次回(11月9日)は甲府キャンパスにて、第8回基礎講義を行う予定です。 なお、今後の活動につきましても随時、当 HP にて発信していきます。





