令和6年3月17日(日)、甲府キャンパスにて修了式を挙行し、第1期生(スタンダードコース)12名、第2期生(ベーシックコース)38名が修了しました。
修了式では、中村和彦学長が、「今後も皆さんがそれぞれの場所でこの1年間で得た科学への興味や関心を深め、また広く深く発展させ、科学技術、イノベーションの将来を担う次世代科学者として山梨大学で研究する姿を見られることを願っております」と挨拶しました。
また、連携機関である山梨県教育委員会の降籏友宏教育長からは、「9月に入塾式で拝見した時から、随分逞しく成長されたように見受けられ、充実した学びを通して自分に自信もついたのではないかと感じています」と、本プログラムのフィールドワークの拠点となる南アルプス市の金丸一元 市長からは、「未来を担う人材育成のため、やまなしジュニアドクター育成自然塾のプログラムに今後も積極的に支援して参りますので、ユネスコ・エコパークのフィールドを大いに活用していただきたい」とそれぞれ祝辞を頂きました。
その後、塾生代表挨拶があり、第2期生の代表として、岩間隆さんと岩本怜さんがそれぞれ「今日の修了式はやまなしジュニアドクター育成自然塾のゴールですが、ここで学んだことをもとに先生方のような素敵な科学者に追いつく新たなスタートになると信じている」「こうした経験を通して、僕たちは好奇心と探究心を持ち続け、いつの日か山梨から世界へと発信できるよう挑戦していきたい」と、第1期生の代表として、雨宮誉華さんが「先生方が研究の過程で培った経験や知識を私たちに惜しみなくアドバイスしてくれる環境はなんと特別なことでしょう。この1年で感じたことは大きな夢の扉を開く近道はなく、小さな扉を一つ一つ開けていくことが大切だということです」と挨拶し、関係者への感謝を述べるとともに、今後の抱負を述べました。
今年度の活動は終了となりますが、第2、第3育成プログラム等、来年度の活動につきましても随時、当HPにて発信していきます。
なお、塾生代表挨拶の様子は、下記からご視聴ください。
・第1期生代表挨拶(雨宮誉華さん)<動画>